平成22年第1回糖尿病教室(H22年1月29日)
テーマ
糖尿病と動脈硬化性疾患 院長
貯めこんでいませんか?中性脂肪 栄養士
内容
糖尿病は、高血圧や脂質異常症との相互作用の中で動脈硬化性疾患を進行させますが、これらはいずれも自覚症状がないので、放置してしまうことも少なくありません。
しかし、これらの病気が重なることで、動脈硬化は加速度的に進行します!
そこで今回は、動脈硬化性疾患のメカニズムと、これら生活習慣病にかかわりの深い内臓脂肪についてお話しました。
デザート
おからのブラウニー (40kcal)
甘いものは、中性脂肪の大敵ですが、たまにはしっとりとした焼き菓子も食べたいものです。
そこで、小麦粉の代わりにおからを使った、食物繊維たっぷりのブラウニーを作ってみました。
バターも使用していないのに、食物繊維が入っているので食べ応えがあって、満足感があります。
メタボなお父さんのバレンタインデーにもぴったりです。
平成22年第2回糖尿病教室(H22年3月5日)
調理実習
献立
鶏肉の野菜たっぷりカレー(ご飯150g)
パプリカときゅうりのピクルス
ブロッコリーとじゃが芋のオーブン焼き
*エネルギー 496Kcal、脂質8.4g、食物繊維8.1g、塩分相当量2.1g
冬になると、カレーやシチューといったルウを使用する料理が増えませんか?でも、これらは油たっぷりでカロリーが高いだけでなく、塩分の多く含まれています。
そこで、今回はルウを使わず、カレー粉とトマト缶を使った野菜たっぷりカレーを作りました。
ホールトマトを煮込むことで、とろみをつけ、少なめの肉を補うためにエリンギを入れたところがポイントです。
平成22年第3回糖尿病教室(H22年3月30日)
春だから!ウォーキングを始めましょう
昨年度に引き続き、今年も偕楽公園にお花見に行ってきました。
昨年は、桜もまだ咲いておらず、ちょっとさみしいハイキングでしたが、今年はほぼ満開!
天気にも恵まれ、気持ちよくウォーキング&お弁当タイムを過ごすことができました。参加者の方々がお互いに体験談を話しあうことで、運動、食事療法に対して新たな気持ちで取り組んでいく意欲を持っていただくきっかけになれば・・・と思いました。
運動も食事も楽しいのが1番!皆さんも気の合う仲間と、お弁当を持って、ウォーキングに出かけましょう。
平成22年第4回糖尿病教室(H22年4月27日)
テーマ
糖尿病治療の新しい風 糖尿病と長く、うまく付き合っていくために 薬剤師
内容
薬剤師の先生を講師にお迎えし、昨年12月に発売された糖尿病の新薬DPP-4阻害薬の話を中心に、糖尿病の飲み薬、インスリンのお話を伺いました。
処方された薬を何気なく服用するのではなく、薬の効果について理解することで、正しい飲み方で、効果的に薬を飲み、治療効果を高めていただきたいと思います。
薬を飲み忘れがちだという方も、薬について知ることで飲み忘れが減るかもしれませんよ。
デザート
キャロットゼリーオレンジ添え (14kcal)
食事のときには、欠かさず野菜を取りたいものですが、野菜の摂取量を増やすのはなか難しいものです。それなら、大好きなデザートでも野菜を取りましょう!
にんじんをすりおろし、レモン汁を加えて固めるだけで、まるでオレンジのような風味の寒天が出来上がりです。
がんばってサラダを食べていても、緑黄色野菜は不足しがちです。
おいしくって、野菜嫌いの子供さんにもぴったりです。
平成22年第5回糖尿病教室(H22年6月29日)
テーマ
高血圧について 院長
塩分クイズにチャレンジ! 栄養士
内容
高血圧が問題だとは聞いているけれど、具体的に何が問題なのか、その恐ろしさは案外知られていないのではないでしょうか。
今回は、高血圧の基礎知識を学んでいただくことで、なんとなく実行に移せなかったり、長続きしない減塩にしっかりととりくんでいただければ・・・と思います。
また、自分は薄味にしていると思っていても、想像以上に摂取しているのが塩分です。本当に減塩できているか、クイズ形式で普段の食生活を振りかえっていただきました。
デザート
クリーミィバナナアイス (30kcal)
暑さが厳しくなってると食べてくなるアイスクリーム。
日ごろ、食事指導の中でも風呂上りにアイスという方が増えてきたように感じます。でも、市販のアイスクリームは糖分と脂肪分がいっぱい!
血糖値も中性脂肪も増えてしまいます。風呂上りのアイスクリームはできる限り控え、どうしてもアイスクリームが食べたい時は、手作りで、脂肪分をカット。
冷蔵庫にあるバナナと低脂肪乳だけで、人工甘味料なしの簡単アイスを作ってみましょう。
しっかり固めればアイスクリームに、柔らかめならソフトクリームに大変身!生クリームなしでもなめらかでクリーミーな口当たりです。
平成22年第6回糖尿病教室(H22年7月26日)
テーマ
糖尿病と歯周病について 院長
「歯の話」おいしく、楽しく、たべるために サンスター株式会社
内容
今回は、サンスターの方に歯のお話をしていただきました。
糖尿病と歯周病のかかわりから、正しい歯の磨き方まで盛りだくさん!楽しみながら、歯の大切さを学ぶことができました。
糖尿病の方は、歯周病にかかりやすく、また悪化しやすいと言われています。
皆さんも、自己流ではなく、正しい歯のお手入れを歯医者さんで教えてもらってはいかがですか。
デザート
ウーロン茶寒天~レモンシロップ添え~ (2kcal)
暑い日が続くと、何をするのも億劫になります。
手作りでヘルシーデザートを作るのも面倒で・・・
という方にぴったり。ペットボトルのお茶と寒天、パルスイート、ポッカレモンがあれば、すぐにデザートが作れます。
ウーロン茶以外にも、ほうじ茶、緑茶、紅茶などなんでもOK。
すっきりとした、意外なおいしさを楽しめます。
平成22年第7回糖尿病教室(H22年9月28日)
テーマ
糖尿病および糖尿性腎症の宅配弁当を試食してみましょう!
内容
三重福祉シティーサービス様のご協力により、糖尿病、糖尿病性腎症の宅配弁当の試食会を開催しました。
普段食べている食事の内容、味、量が適当なのか再確認するよい機会になったと思います。
また、食事療法は、小さな工夫、心掛けを継続してこそ意義があるもの。無理なく、負担にならないように、宅配弁当を忙しい時だけ取り入れるなど、自分で全てがんばろうとしないで、上手に市販品を利用するのもひとつです。無理せず、自分に合った方法を見つけて、長く、仲良く食事療法と付き合っていただきたいと思います。
参加者の皆さん、味にメリハリがあり、想像以上においしいと好評でした。が、いつも食べている量と比べて、少なめで「食べ過ぎなんや・・・」と反省気味でした。
体に良いものでも量が多いと塩分も、カロリーも高くなるということを実感していただけたようです。
平成22年第8回糖尿病教室(H22年10月29日)
テーマ
糖尿病からくるしびれについて 院長
内容
身体の隅々まで伸びている末梢神経が障害されるため、手足のしびれや痛み、感覚の鈍化、下痢、便秘など全身にさまざまな症状が出てくる神経障害。
なかでも、手足のしびれや痛み、足先の異常な冷え、砂利の上を歩いているような感じといった症状を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
参加者の方々も、急激に寒さが厳しくなってきたこの時期にこれらの症状を感じていらっしゃる方ばかりで、熱心に質問されていました。
寒くなってくると血流が滞りがちになります。
糖尿病をお待ちの方は、いつものことだからと放置せず、早めに先生に相談し、適切な治療を受けましょう。
デザート
やわらか豆腐白玉&抹茶寒天 (35kcal)
寒くなってくると、お団子やぜんざいなどほっとする和のスイーツが恋しくなってきます。洋菓子よりも脂質が少ないため、カロリーは低めですが、米粉、小豆、砂糖など血糖値を上げやすい炭水化物が多いので、想像以上に血糖値が上がっているかも知れません。
今回は、米粉に豆腐を混ぜ、餡の代わりに抹茶寒天をトッピングすることで、低カロリーで血糖値を上げにくいデザートを作りました。
歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー大会
11月14日、鈴鹿青少年の森で糖尿病ウォークラリー大会が開催されました。
当日は、あいにくの曇り空。
直前まで、雨が心配されましたが、当院から参加していただいた3チームは2位、4位、7位と好成績!
天気には恵まれませんでしたが、参加者の方々、スタッフともに、和気あいあいと楽しい一日を過ごすことができました。
残念ながら、優勝は逃しましたが、山の手パワーで来年は優勝を目指しましょう。
なお、当日のクイズを院内の廊下に掲示してあります。皆さんチャレンジしてみてくださいね!