山の手内科クリニック

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平成23年糖尿病教室

平成23年第1回糖尿病教室(H23年1月31日)

テーマ

膵臓を守ろう 血糖を上げないために  看護師・糖尿病療養指導士

内容

膵臓から分泌されるインスリンの作用で、血液中のブドウ糖を細胞が取り込み、エネルギーとして利用する仕組みについておさらいしました。
血糖が上がる仕組みを知ることで、膵臓を守るために運動・食事療法の大切さを再確認していただけたと思います。

 

デザート

グミキャンディー(5個で40kcal)

冬になると自宅で過ごす時間が増え、なんとなくチョコレートやアメ、グミなどなんとなく食べていませんか?
これらは砂糖の使用料が多く、1個で10~40kcalもあります。
ちょっとひと口のつもりが血糖を上げてしまうのでなんとなく食べるのは止めましょう。
バレンタインが近づくとチョコレートを食べる機会も多くなります。今年は、チョコレートの代わりに、低カロリーな手作りグミをプレゼントしませんか?

グミキャンディー

平成23年第2回糖尿病教室(H23年2月25日)

調理実習

献立

肉豆腐(192kcal)

ほうれん草の海苔和え(16kcal)

紅白なます(32kcal)

大和芋の味噌汁(40kcal)

ご飯(320kcal)

今月は、男性の患者様とその家族を対象に調理実習を行いました。
男性は、奥様が調理担当、栄養管理担当で、実際に自分がどれだけ食べられるのかそれぞれの食材や調味料の適量を把握していらっしゃらない方が多いようです。
自分で調理されている方でも、大胆な男の料理で、一度に大量に作ってしまいがちです。
実際に食材を計量し、調理することで、これまで以上に自分の食事に関心を持ち、自分で食べる物は自分で調節するという意識を持っていただけたと思います。

ずんだようかん
 

平成23年第3回糖尿病教室(H23年3月30日)

テーマ

新しい糖尿病治療薬インクレチン関連薬について  院長

内容

近頃様々なメディアで話題に上ることの多いインクレチン関連薬、当院でも患者様からご質問を受けたり、使いたいという意見をいただくことが多かったので、どんな薬なのか詳しく作用機序についてお話しさせていただきました。
糖尿病治療を大きく変えると話題になっているようですが、全ての患者様に適しているというわけではありません。
糖尿病の薬は、目的や作用がさまざまで、それぞれ特徴、服用時間、副作用に違いがあります。
患者様の病態、体格、ライフスタイルによって処方される薬はいろいろだということを理解していただくことで、納得して処方された薬を服用していただきたいと思います。

 

デザート

いちごヨーグルトババロア(40kcal)

糖尿病のデザートといえば、寒天に代表されるあっさりしたものというイメージがあります。
でも!春の新作スイーツが出回るこの季節、あまーい、いちごのデザートが食べたくなりませんか?
今回は低脂肪のホイップクリームを少量使うことで、ボリュームを出し、果物の中では低カロリーのいちごと組み合わせることで、まるでケーキを食べているかのようなコクと食べ応えのあるデザートを作りました。
いちごの甘酸っぱい香りが口中に広がって、満足感もいっぱいです。

いちごヨーグルトババロア

平成23年第4回糖尿病教室(H23年4月11日)

お花見に行こう!

毎年恒例となった花見に今年も行ってきました。
今年は天候が不順で、なかなか桜が開花しなかったため、開催日が決まらず、直前になって慌ただしく日にちが決まりましたが、みなさん積極的に参加していただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
クリニックから偕楽公園までウォーキングした後、満開の桜の下でお弁当を食べながら災害時の心構えについて、バランスのとれた手作り弁当を作るコツについてお話しを聞いていただきました。
参加者の皆さんからもたくさんの質問やご意見をいただき、スタッフも充実した時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

お花見

平成23年第5回糖尿病教室(H23年5月30日)

テーマ

おやつをたべるとどうなる?中性脂肪と血糖の深~い関係  栄養士

内容

ご飯を減らしているからおやつを食べても大丈夫だと思っていませんか?
同じ炭水化物でも種類や食べるタイミングによって血糖や中性脂肪の上がりやすさが違います。
ご飯を減らしている安心感から、ちょっとのつもりが、ご飯で減らしているカロリーよりも高カロリーのおやつを食べていることも多いもの。
ご飯はきちんと食べて、そのうえで自分のルールを決めて、十分味わっておやつを楽しみましょう。

 

デザート

H+Bサイエンス 桜餅(60kcal)

近頃、インターネットや通信販売で血糖が上がりにくい甘味料を使った”おやつ”がたくさん販売されています。
手作りでおやつを作るのが面倒だという方だけでなく、なんとなく市販のケーキやお饅頭を1個食べるのは罪悪感があって・・・という方など、安心しておいしく食べていただけるのでお勧めです。
そんな中で今回は、血糖の上がりにくい甘味料マービーを使用した桜餅を試食していただきました。
市販の桜餅より低カロリーで、糖質が少ないので安心して楽しんでいただけます。やわらかくしっとりとした食感、優しい甘さは市販の桜餅と変わらないと大好評でした。
あまりにもおいしくって、くれぐれも「これなら大丈夫」と安心しないようにしましょうね。

H+Bサイエンス 桜餅

平成23年第6回糖尿病教室(H23年6月30日)

テーマ

糖尿病から眼を守る  坂倉眼科クリニック院長

内容

皆さんは定期的に眼科を受診していますか?
糖尿病の患者さんに起こる眼の合併症は自覚症状がないままに進行することが多いため、なんとなく受診を先延ばしし、重症になってから気がつくことも少なくありません。
そこで、今回は特別講師に坂倉眼科クリニック院長の坂倉先生をお迎えして、眼の合併症についてお話ししていただきました。
どうして眼が悪くなるのか、網膜症が進行するとどうなるのか、治療法は?など詳しく教えていただいて、自分の眼の状態をしっかり把握しておくことの大切さを理解することができました。

 

デザート

ひんやり☆生チョコ(38kcal)

日ごろ食事の話を伺っていると、年齢性別を問わずチョコレートが好き!という方がとっても多い様な気がします。
食べる量はひと口、ふた口とわずかでもカロリーの高さはトップクラス!ちょっとひと手間かけて、暑さが厳しいこの季節にピッタリのチョコレート風デザートを作りましょう。
チョコレートの代わりにココアパウダー、パルスイート、豆乳、寒天を使ってあるので低カロリー。
しかも食物繊維もたっぷりです。
アイスクリームをはじめとする冷菓にも心が引かれる夏に、ひんやり&コクがあっておいしさいっぱいのデザートです。

ひんやり☆生チョコ

平成23年第7回糖尿病教室(H23年9月30日)

テーマ

食後高血糖について  院長

内容

従来、空腹時血糖が注目されていましたが、近年空腹時には血糖値が低いのに食後急激に血糖値が上昇する食後高血糖が問題になっています。
血糖値の変動幅が大きいと酸化ストレスを亢進させ、血管にダメージを及ぼすため、動脈硬化をすすめ、心筋梗塞や脳梗塞の危険を高めてしまいます。
皆さんも、食事においては炭水化物の吸収がゆっくりになる食べ方を工夫する、運動においては血糖上昇のタイミングに合わせて運動するなど生活において食後高血糖を抑制する工夫をとりいれましょう。

 

デザート

さつまいものきんとん(40kcal)

芋栗南京を始めとする炭水化物を多く含む食品のおいしい季節となりました!
特に秋から冬にかけて、おやつに柿やミカンなどの果物を食べて、おかずに芋やかぼちゃの煮物を食べて・・・と血糖が上がりやすい食品中心になりやすいので、もう一度これら炭水化物を多く含む食品の1単位を確認し、余分に血糖を上げないように注意しましょう。
今回はさつまいも0.5単位分を使って抹茶とプレーン味を組み合わせたきんとんを作りました。
ついついふかしたてのさつまいもをほおばりたくなりますが、ちょっとひと手間かけて、上質の和菓子を食べている気分でゆったりたべることで、食べ過ぎを予防しましょう。

さつまいものきんとん

平成23年11月14日 世界糖尿病デー

11月14日は世界糖尿病デーです!

11月14日は国連が定めた世界糖尿病デーです。
今年も各地でテーマカラー青色のライトアップや記念講演が行われました。三重県内では伊賀上野城がライトアップされたほか、全国各地で東京タワーを始めとする80ヶ所を超える施設が青色に浮かび上がりました。
当院でも世界糖尿病デーにちなんで糖尿病治療、療養の重要性を改めて啓発するため、患者様にパンフレットやサンプルを配布。バランスのとれた食生活、定期的な運動習慣についてお話しさせていただきました。
皆さんも初心に帰って、もう一度生活習慣を見つめ直し、治療に取り組みましょう!

世界糖尿病デー